今般の新型コロナウィルス感染防止に際し、学校が臨時休業を余儀なくされている状況にふれ、同窓会の皆様からは３月以来ほぼ３ヶ月にわたって登校できずに学習や部活動の機会を奪われた母校の生徒を気遣う想いを伺っておりました。そうした中、同窓会の役員の皆様と学校への支援について御相談をさせていただきましたところ、不安でつらい日々を送っている後輩達を励ましたいとの同窓会の皆様のお気持ちから、この度、御寄附を賜ることとなりました。内容は次のとおりです。

○次の設備整備に係る費用

・新型コロナウィルス対策として、トイレの清掃用ポリッシャー８台購入

・夏季休業短縮にともなう暑さ対策として、エアコン４台の設置

〔趣旨〕

新型コロナウィルス対策の臨時休業による学習の遅れを取り戻すために夏季休業が短縮され、生活上の感染予防への取組が一層求められる中、母校の生徒達の学習環境を整えていくために支援を行うものである。

 

同窓会の皆様からは、

「新型コロナウィルスという今までに経験のない生活を強いられて、生徒たちは不安や憤り、先生方はその対応に苦労されていると思います。卒業生として応援することしかできませんが、生徒たちに明るい未来が開けることを祈っています。」

「同窓生の絆を深め、母校の後輩の未来ある前進のために、惜しみない支援をしたいと思っています。」

など、多くの心温まる激励の言葉もいただいたところです。こうした同窓生の皆様のお気遣いに感謝するとともに、その御期待に応えるべく、未来を担う生徒たちのために学校全体で力を尽くして参りたいと考えております。同窓生の皆様には心から厚く御礼申し上げます。

 

なお、６月２５日（木）に校長室において、坂本同窓会長様、石原同窓会長代行様など役員の皆様と、生徒会長、副会長の生徒も同席し、御寄附の受納式を行いました。